ジョグジャカルタからジャカルタまで格安航空会社シティリンク(Citilink)の国内便を利用しました。
ジャカルタといってもスカルノハッタ国際空港ではなく、市内南東部にあるハリム空港への便です。同空港は現在このシティリンクの他、バティックエアやスシエアーなどが定期路線を運航しています。
航空券は搭乗日の1週間ほど前に購入。運賃は39万6千インドネシアルピア。これにVATやクレジットカード手数料などがプラスされ、総額では約52万インドネシアルピア(約4,600円)でした。
ジョグジャカルタ空港に到着したのは午前8時10分頃。今日乗るフライトは9時40分発なのでちょうど1時間半前。十分な余裕があります。
正式名称はアジスチプト国際空港。今年8月に新しいターミナル(ターミナルB)がオープンしたとのこと。
ターミナルBを使用しているのはエアアジア、シルクエア、ナムエアなど。シティリンクはこれまで同様ターミナルAです。
ターミナル入口でパスポートと航空券のチェックを受け、国内線出発エリアへ。
昨夜のうちにウェブチェックイン済み。ただ搭乗券を印刷していなかったため荷物を預けるとともにここで発券してもらいます。
搭乗開始予定時刻は9時10分。
チェックインカウンターの周りには雑貨屋や飲食店などが。
その他にはガルーダ・インドネシア航空のラウンジがある程度。
セキュリティーチェックを受け、搭乗エリアへ向かいます。
1階と2階という違いはあるものの、搭乗待合室の雰囲気はどことなく福岡空港の第1ターミナルに近い感じ。
目の前が駐機場。一面ガラス張りなので離着陸する様子もよく見えます。
9時20分に搭乗開始のアナウンス。予定より10分遅れ。
飛行機までは徒歩で。晴れていたのですがまだそれほど暑くなく爽やかな天気です。
後方ドアから搭乗。機材はお馴染みのエアバスA320。
機内の様子。
搭乗率は8割程度。安定飛行後に機内食などの販売が始まりますが、実質1時間にも満たないフライトのため、購入する人はほとんどいませんでした。
機内誌と機内食メニュー。
シティリンクは機内食の無料サービスは無く、飲み物を含め全て有料。無料といっても結局は航空券運賃に跳ね返ってくるわけで、LCCはなるべくシンプルにノー・フリルなのが一番だと個人的には思っています。
ルートマップを見ると、現在インドネシア国内の28都市に就航しているとのこと。飛行中は大きな揺れも無く、非常に快適なフライト。ほぼ定刻通りにジャカルタのハリム・ペルダナクスマ国際空港に無事到着。
今回お世話になったフライトアテンダント。コーポレートカラーのグリーンをメインに、アクセントで白を使った制服。比較的カジュアルな感じですね。この方はマレーシアやインドネシアでよく見かけるAyuという名前。「アユって日本でも結構ポピュラーな名前だよ」と声をかけたら、「知ってるわ。Ayumiっていう有名なシンガーもいるでしょ」と返されました。
こちらもターミナルまでは徒歩で。
市内中心部にある空港のためか、ビジネスジェットが数多く駐機してあるのが目につきました。
こっちはスシエアーのセスナ。
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バゲージクレームで荷物が出てくるのを待っている間、携帯をチェックしようと思いディパックの中を探すも見当たりません。ズボンのポケットなど全部調べても見つからず。「あっ、座席のシートポケットの中だ!」。
すぐにLost and Foundに行って、スタッフに座席番号など詳細を伝えます。こちらの不安な様子を察したのか、「大丈夫。絶対に見つかるから」と優しく声をかけてくれます。10分ぐらい待っていると、シティリンクの地上係員がiPhoneを手にして登場。迅速で心のこもった対応に感謝の言葉を述べてターミナル外へ。
ハリム空港到着エリアの様子。
ATMやコンビニなど。
両替所も。ターミナルを出ると左側にタクシースタンドがあります。市内まではブルーバードタクシーを利用。
日中という時間帯もあってか目立った渋滞も無く、宿泊先のオールシーズンズ・ジャカルタ・ガジャマダ(関連記事)までは50分ほどで到着。
ハリム空港はスカルノハッタ空港のように混雑していなくて建物も小さいため楽でいいですね。特にジャカルタ南部や中心部での宿泊を予定している方は距離的にも近くおススメです。