タイの格安航空会社のタイ・ライオンエア(Thai Lion Air)は、2017年3月17日よりバンコク(ドンムアン)と東北部のコーンケーンを結ぶ路線に就航すると発表しています。

運航は1日2便で、使用機材はボーイング737-800または737-900ER。予定されているフライトスケジュールは以下の通りです。
バンコク(ドンムアン)→コーンケーン (2017年3月17日~)
SL644 DMK12:05 KKC13:05 毎日
SL648 DMK19:40 KKC20:35 毎日
コーンケーン→バンコク(ドンムアン) (2017年3月17日~)
SL645 KKC14:00 DMK15:00 毎日
SL649 KKC21:05 DMK22:00 毎日
バンコク~コーンケーン線を開設するのはタイ・エアアジア、ノックエア、タイ・スマイルに次いで4社目。このうち、タイ・スマイルのみバンコクではスワンナプーム空港発着となっています。
地元英字紙バンコクポスト(Bangkok Post)の記事によると、タイ国内線におけるタイ・ライオンエアの昨年のシェアは18.7%にまで拡大していて、2位のノックエア(20.3%)との差もあまりなくなってきています。トップはタイ・エアアジアの29.5%とのこと。
Bangkok Post – TAA widens lead over budget rivals
昨年以降、ノックエアはパイロットの大量離職や顧客サービスに対する問題などが次々と起こっていることもあり、シェアはじり貧状態。このままいくとタイ・ライオンエアがノックエアを抜いてタイ第2位のLCCとなる日もそう遠くないのではないでしょうか。