タイ北部のチェンマイを拠点にするリージョナル航空会社のカーンエア(Kan Air)が先週より全便の運航を停止しています。
公式サイトによると理由は機材メンテナンスのためとなっていますが、再開時期など詳細については明らかにされていません。

同社は定期路線用としてATR-72とセスナ208キャラバンをそれぞれ1ずつ保有。
現地メディアのバンコクポストの記事によると、先月、ATR72がプロペラ部分の異常により運航できなくなったのに次いで、4月21日からはセスナでも問題が発生したとのこと。
Bangkok Post – Kan Air grounded ‘for now’
今週に入ってもフライトを検索しても予約ができない状態で、少なくとも今後週間程度は運休が続きそうです。
これまで同社はチェンマイ発着でメーホンソン、パーイ、ナーン、ピサヌローク、ウボンラチャタニー、コーンケン、ホアヒン、ウタパオ(パタヤ)、バンコク・ドンムアンなどの国内線を運航。
ベトジェットエアと共同で立ち上げたタイ・ベトジェットエアの事業から突如撤退したり、政府認可を得ずに定期路線を運航していたりと、以前から何かと問題が多い航空会社でもあります。