LCCのスクートとタイガーエアが合併し、スクート・タイガーエアに

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シンガポール航空グループの格安航空会社スクート(Scoot)とタイガーエア(Tigerair)が合併し、新たにスクート・タイガーエア(Scoot Tigerair)ブランドとして運航を始めるようです。

スクートのボーイング787-8型機
スクートのボーイング787-8型機

航空業界に関する研究機関のCAPAが報じているもので、それによると2017年7月25日までにブランド統一し、それ以後の便名は現在タイガーエアが使用しているTRを用いるとのこと。

CAPA – Scoot and Tigerair to merge by 25-Jul-2017, becoming Scoot Tigerair

両社が一つになることで、短距離路線から中・長距離路線までを幅広くカバーするLCCが誕生することになりますね。

2017年5月11日追記:合併後に、シンガポール~関空~ハワイ・ホノルル線を開設する予定であることも報道されています。

ch-aviation – Tigerair, Scoot detail integration progress; Hawaii next

スクート・タイガーエアを運営するのはシンガポール航空子会社のバジェット・アビエーション・ホールディングス(Budget Aviation Holdings)という会社。

タイガーエア台湾(Tigerair Taiwan)とタイガーエア・オーストラリア(Tigerair Australia)については、それぞれチャイナエアライン、ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスの子会社で、今回の合併とは無関係です。