シンガポール航空グループの格安航空会社スクート(Scoot)とタイガーエア(Tigerair)が合併し、新たにスクート・タイガーエア(Scoot Tigerair)ブランドとして運航を始めるようです。

航空業界に関する研究機関のCAPAが報じているもので、それによると2017年7月25日までにブランド統一し、それ以後の便名は現在タイガーエアが使用しているTRを用いるとのこと。
CAPA – Scoot and Tigerair to merge by 25-Jul-2017, becoming Scoot Tigerair
両社が一つになることで、短距離路線から中・長距離路線までを幅広くカバーするLCCが誕生することになりますね。
2017年5月11日追記:合併後に、シンガポール~関空~ハワイ・ホノルル線を開設する予定であることも報道されています。
ch-aviation – Tigerair, Scoot detail integration progress; Hawaii next
スクート・タイガーエアを運営するのはシンガポール航空子会社のバジェット・アビエーション・ホールディングス(Budget Aviation Holdings)という会社。
タイガーエア台湾(Tigerair Taiwan)とタイガーエア・オーストラリア(Tigerair Australia)については、それぞれチャイナエアライン、ヴァージン・オーストラリア・ホールディングスの子会社で、今回の合併とは無関係です。