バンコクのスワンナプーム空港に到着後、タクシーを利用して市内中心部へ移動しようという方も多いと思います。
タクシー乗り場はこれまでは一般タクシーと大型タクシーの2つのレーンに分かれていたのですが、新たに近距離向け専用レーンというものも設置されていたので紹介します。
スワンナプーム空港のタクシー乗り場はターミナル1階の外側に位置しています。到着フロア(2階)にいる場合はまずエスカレーターなどで下のフロアに移動して下さい。

乗り場は2か所あり、4番出口を出て左手と、7番出口と8番出口の間。今回は4番出口近くの乗り場を利用。

左から短距離用(SHORT DISTANCE)、一般タクシー用(REGULAR TAXI)、大型タクシー用(LARGE TAXI)。
新設された近距離用レーンには看板も立てられていて、該当する通りの名前や施設名が表記してあります。
- ラート・クラバン通り (Lat Krabang Rd.)
- キン・ケーウ通り (King Keaw Rd.)
- ロム・クラーオ通り (Rom Klao Rd.)
- メガ・バンナー (Mega Bangna)
- ホア・タケー (Hua Takae)
- スック・サマーン交差点 (Suk Saman Junction)
- 華僑崇聖大学 (Hua Chiew Univarsity)
- クルンテープ・クリター通り (Krungthep Kreetha Rd.)
- チャルーム・プラ・キアット通り (Chaloem Phra Kiat Rd.)
これだけだと我々のような外国人ではなかなかどこなのかがわかりません。地図もあったのでついでに掲載しておきます。

上の地図で緑色で示されている道路が「近距離」に該当するとのこと。大まかに言って、南はバンナー・トラート通り、西はシーナカリン通り、北はラムカムヘーン通りで囲まれた範囲内という感じですね。
スワンナプーム空港周辺にはトランジットホテルが点在していますが、それらはラート・クラバン通りやキン・ケーウ通りあたりに位置していることが多く、これらホテルに行く場合はこの近距離レーンに並ぶ必要があります。ただ、空港周辺の宿泊施設は無料送迎付きとなっているケースも一般的ですので予約時にはまず確認することをおすすめします。
スクンビット、シーロム、サイアムスクエア、プラトゥーナムなどといったメジャーなエリアへ行く場合は、これまで通り一般タクシーあるいは大型タクシーのレーンに並べば問題ありません。
一般タクシーと大型タクシーのレーンには自動発券機が設置されていますが、近距離タクシーを利用する場合は係員に直接目的地を告げるシステム。

一般タクシーや大型タクシーを利用する場合は自動発券機のタッチパネルでGET TICKETと書かれた場所をタッチして整理券を発行。整理券にはレーン番号が記載されています。

番号は上から吊るされている液晶モニタにも表示されていて、どのタクシーに乗ればいいかの確認が可能。

あとは指定されたレーンに行くと既にタクシーが待っているので乗り込むだけです。
バンコクのタクシーについては以下の記事も参考にしてみて下さい。
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