Grab(グラブ)がカンボジアのシェムリアップでトゥクトゥクの配車サービスを始めたので早速利用してみました。
![スマホアプリでトゥクトゥクの配車が可能に](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr11-1024x743.jpg)
GrabRemorqueという名称で、現時点での配車タイプは2種類。1つは距離に応じて料金が変わる一般的なもの。運賃体系は以下の通りです。
初乗り: 3,000リエル
距離運賃: 1km当たり1,000リエル
![予約画面](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr1.jpg)
もう一つはチャータータイプのもので名称はGrabRent Remorque。こちらは、10時間貸し切りで8万リエル(約20ドル)という料金設定になっています。
後者の主な利用方法としてはアンコール遺跡群を回るようなケースを想定しているのでしょう。ただ、通常のトゥクトゥクで回る場合でも15~25ドル程度と言われることが多く、料金的にはどちらも大きく変わらないと思います。
今回はシェムリアップ川のリバーサイドからブラウンコーヒーまでの区間をGrabRemorqueで移動してみました。距離は1km足らずです。
![配車するトゥクトゥクを検索中](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr3.jpg)
運賃はこの時点で決定され4,100リエル(約1ドル)。
![配車されるトゥクトゥクが決定](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr4.jpg)
(※顔出しは許可を貰ったのでそのまま掲載していますが、名前と車両番号については修正済み)。
![2~3分で到着](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr5.jpg)
![](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr13.jpg)
支払いはクレジットカードを選択してあったためドライバーとの現金のやり取りは無し。目的地に着いたら降りるだけです。
![ブラウンコーヒーに到着](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr12.jpg)
すぐにきちんと明細が送られてくるのも他のGrabのサービスと同様。
![利用明細](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr6.jpg)
シェムリアップではベータ版サービスが開始したばかりということもあって登録車はまだそれほど多くなかったですね。その分利用者も少ない様子で、今回滞在中に計3回使いましたが毎回スムーズに配車されました。
試しに市内中心部からシェムリアップ空港までの料金を調べたところ22,800リエル(約5.5ドル)との表示。これもおおよそ相場通りではないでしょうか。
なお、Grabはプノンペンでもトゥクトゥクの配車サービスをスタートさせていますが、こちらの名称はずばりGrab TukTuk。実際に利用してみたところやってきたのは新型タイプのトゥクトゥクでした。
![プノンペンの新型トゥクトゥク](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/grab_sr14.jpg)
このタイプのトゥクトゥクの配車については既に地場系のPassAppなどもサービスを提供していてローカルの間ではポピュラーな移動手段となっています。今回大手Grabの参入でアプリ間での競争が激しくなりそうです。