格安航空会社のタイ・エアアジア(Thai AirAsia)は、今年10月の1か月間だけで国際線10路線を運休することがわかりました。
タイ現地メディアなどの情報によると10月1日以降で既に運休済み、あるいは今後運休が決まっている路線は以下の通り。
ウタパオ(パタヤ)⇔南京 10月6日
クラビー⇔重慶 10月7日
クラビー⇔香港 10月7日
ウタパオ(パタヤ)⇔成都 10月7日
クラビー⇔マカオ 10月8日
プーケット⇔昆明 10月25日
チェンマイ⇔杭州 10月26日
プーケット⇔貴陽 10月26日
ウタパオ(パタヤ)⇔貴陽 10月26日
バンコク(ドンムアン)⇔コタキナバル 10月26日
(※末尾の日付は最終運航日)
同社は先月も国内線を含む5路線から撤退していて、この2か月間の合計では計15路線に及ぶとのこと。
แอร์เอเชีย ประกาศปิด 15 เส้นทางบิน ทั้งในและต่างประเทศ ช่วง ก.ย.-ต.ค.นี้ – Khaosod – ข่าวสด
ほとんどが中国を中心としたインバウンド向けの路線です。パタヤ、チェンマイ、プーケット、クラビーなどいずれもこれから乾季のハイシーズン入りということで通常であれば旅行者の増える時期にあたりますが、このタイミングで運航を停止するということは中国人の旅行需要が減少しているということなのかもしれません。
個人的にはバンコク~コタキナバル線の運休が残念ですね。以前はタイ国際航空系列のタイ・スマイル(Thai Smile)が運航していた時期もあったのですがその時も半年も経たずに撤退。今回のタイ・エアアジアの運休によって同区間の直行便が再び消滅することになります。
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