マレーシア航空委員会(MAVCOM)は、格安航空会社のエアアジア(AirAsia)及びエアアジアX(AirAsia X)が乗客から不当な支払い手数料を徴収していたとして罰金を科したことを明らかにしています。

マレーシア航空消費者保護規定(MACPC)ではクレジットカードやデビットカードでの支払いの際に基本料金とは別に手数料を科すことが禁じられていて、両社はこれに違反。旅客に対し昨年9月まで支払い手数料(processing fee)の徴収を続けたことが今回の制裁対象になったとのこと。罰金額は両社共に200万リンギット(約5,400万円)。
関連リンク: MAVCOM Penalises AirAsia, AirAsia X and MA Sepang, subsidiary of MAHB
エアアジアは昨年9月22日よりマレーシアを発着する路線については手数料を無料化しています。
そう言えば、エアアジアが昨年8月に発表した公式アナウンスではタイ、インドネシア、フィリピンを発着する路線についても2019年末までに手数料を無料にするとしているのですが、こちらは現時点でも徴収は続いていて早く撤廃して欲しいですね。
AirAsia to remove processing fee to keep air travel affordable — AirAsia Newsroom