タイの主要空港を管理・運営するタイ空港公社(Airport of Thailand)が2020年の旅客統計を公表しています。
6空港（スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、ハジャイ）共に、新型コロナウイルスの影響によって前年比で大幅に減少。バンコク2空港の利用者は、スワンナプーム空港が約1,670万人（2019年は約6,540万人）、ドンムアン空港は1,580万人（2019年は4,130万人）。
2019年は両空港合計で過去最高の1億人以上の旅客を記録していたので、それと比べると7,000万人以上減ったことになります。
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2020年の各空港の旅客数詳細は以下の通り。国際線の比率の高いスワンナプーム空港やプーケット空港の落ち込みの大きさが特に目立ちます。
タイ主要6空港の旅客数（2020年）
| 空港 | 旅客数 | 前年比 |
|---|---|---|
| スワンナプーム | 16,706,235 | -74.5% |
| ドンムアン | 15,765,854 | -61.8% |
| チェンマイ | 4,851,470 | -57.2% |
| チェンライ | 1,513,294 | -48.3% |
| プーケット | 5,429,708 | -70.0% |
| ハジャイ | 2,371,193 | -39.2% |
（出典： Airports of Thailand）
また、各空港ごとのLCC（格安航空会社）旅客数及びLCCシェアは以下となっています。4月以降、国際線がほぼゼロとなったため、各空港共に相対的にLCCの比率はかなり上昇しています。
タイ主要6空港のLCC旅客数及びシェア（2020年）
| 空港 | LCC旅客数 | LCCシェア |
|---|---|---|
| スワンナプーム | 4,020,821 | 24.1% |
| ドンムアン | 15,742,825 | 99.9% |
| チェンマイ | 3,808,342 | 78.5% |
| チェンライ | 1,280,594 | 84.6% |
| プーケット | 2,771,131 | 51.0% |
| ハジャイ | 1,989,223 | 83.9% |
（出典： Airports of Thailand）
上記6空港以外の旅客数については以下の記事を参照して下さい。
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