JALも8月発券分から燃油サーチャージを引き上げ バンコク往復は49400円、ジャカルタ往復は61000円に 

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JALは日本発の航空券を対象とした2022年8月~9月発券分の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を発表。

成田空港

算出基準となるシンガポールケロシン価格の4月~5月平均値が上昇したことで燃油サーチャージも大幅に引き上げとなりました。各路線ごとに徴収される金額は以下の通り(1区間片道当たり)。

日本=韓国、極東ロシア 5,900円
日本=東アジア(除く韓国、モンゴル) 11,400円
日本=グアム、パラオ、フィリピン、ベトナム、モンゴル、イルクーツク 17,800円
日本=タイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ノヴォシビルスク 24,700円
日本=ハワイ、インドネシア、インド、スリランカ 30,500円
日本=北米、欧州、中東、オセアニア 47,000円

東南アジアではフィリピンとベトナムが往復で35,600円、タイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイが往復49,400円、インドネシアが往復円61,000円と利用者にとっては負担がかなり大きくなります。

JALは子会社のLCCジップエア(ZIPAIR)が東南アジアではバンコクとシンガポールへの路線を運航中。現時点では燃油サーチャージの設定もなく、繁忙期以外であれば総額で往復4~5万円。JALの燃油サーチャージと同料金かそれよりも安く購入できることになります。

国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内 | JAL