アメリカ連邦航空局(FAA)は、8月15日付けでインドネシアの安全基準レベルをこれまでのカテゴリー2からカテゴリー1へ格上げしたことを発表しています。
インドネシアがカテゴリー1に復帰するのは2007年以来、9年ぶりとのこと。
これによってインドネシアの航空会社はアメリカへの新規路線開設やコードシェア便の運航などが可能になりました。ガルーダ・インドネシアはアメリカ路線の再開を希望しているという報道があったので、同社にとっては朗報ですね。
東南アジアでは昨年12月にタイがカテゴリー2に格下げされたばかりで、対照的な結果に。アメリカの基準によるとタイの航空業界の安全性はインドネシアのそれよりも低いということになりますね。
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タイは国際民間航空機関(ICAO)からも重大な安全上の懸念(SSC)を指摘されていて、これを受ける形で日本への新規路線の開設や増便ができない状態が続いています。
今回のインドネシア格上げに関する公式アナウンスは以下よりどうぞ。
Press Release – FAA Announces Aviation Safety Rating for Indonesia