インドネシアのライオンエア(Lion Air)が、ベトナムで新たな航空会社の設立を計画しているようです。
地元メディアのジャカルタポスト(The Jakarta Post)などが伝えているもので、それによると、ベトナム企業との合弁(ライオンエア49%出資、ベトナム側51%出資)で、来年下半期中の創業を予定。
The Jakarta Post – Lion Air to launch franchise in Vietnam next year
航空会社名はバティックエア(Batik Air)を使ったものになるとのこと。
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現在、ライオンエアグループはインドネシア以外にマレーシアとタイでも系列の航空会社を運営していて、ベトナムに進出すれば4か国目です。
ライオンエアグループの航空会社
- ライオンエア (Lion Air) 格安航空会社
- バティックエア(Batik Air) フルサービス
- ウイングスエア (Wings Air) 国内線の短距離路線
- タイ・ライオンエア (Thai Lion Air) タイの格安航空会社
- マリンドエア (Malindo Air) マレーシアの航空会社
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ライバルのエアアジアグループは、アセアン域内ではマレーシア、タイ、インドネシア、フィリピンの4か国に進出済み。
またその他にも、ジェットスターはシンガポールとベトナムで、ベトナムのベトジェットエアもタイ・ベトジェットエアの運航を開始するなど、東南アジアでは各国を代表するLCCが国をまたいでの競争という形になっていますね。
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