ロシアのS7航空(S7 Airlines)は、2017年3月30日よりイルクーツク国際空港とタイのウタパオ国際空港を結ぶ直行便を開設することを明らかにしています。

ロシア人にとってパタヤは大人気リゾート地ですので、同社は旧名のシベリア航空時代からチャーター便としては同空港に何度も就航しています。但し、定期便を開設するのはこれが初めて。
既に予約受付も開始されていて、運航は毎週木曜日の週1便。使用機材はエアバスA320(ビジネス8席、エコノミー150席)。予定されているフライトスケジュールは以下の通りです。
イルクーツク⇔ウタパオ (2017年3月30日~)
S7 763 IKT10:40 UTP15:55 木
S7 764 UTP16:55 IKT00:05(+1) 木
イルクーツクを発着するS7航空のタイ路線はバンコク線に次いで2路線目となります。

しかし、ロシアからでも南部のイルクーツクだとなんとかA320でタイまで飛べるのですね。イルクーツクからバンコクまでは4,300km(2,672マイル)、ウタパオまでだと4,409km(2,740マイル)もあり、いずれにしてもギリギリという感じでしょうか(距離はS7航空換算によるものを使用)。

上のページではA320の航続距離は一応4,300kmまでとなっているのですが・・・。