イギリスに拠点を置く航空機運航情報会社のOAG社が、昨年一年間の各航空会社・空港の定時運航に関するランキングを発表しています。
それによると、年間利用者数2千万人以上の空港を対象とした「主要空港」部門で羽田空港が2年連続でトップに輝きました。ただ、定時運航率は87.49%で、これは2015年の91.25%と比較すると多少低下しています。
日本関連ではこれ以外に、大阪の伊丹空港が「中規模空港」(年間利用者数500万人~1千万人)部門で第2位にランクインしたほか、「航空会社」部門ではJALが第5位、ANAは第11位第12位という結果になっています。
主要空港(2千万人以上)
- 羽田 (HND)
- サンパウロ・グアルーリョス (GRU)
- デトロイト (DTW)
- アトランタ (ATL)
- ミネアポリス (MSP)
大規模空港(1千万~2千万)
- スラバヤ (SUB)
- ホノルル (HNL)
- ソルトレイクシティ (SLC)
- ブラジリア (BSB)
- ブリスベン (BNE)
中規模空港(500万~1千万)
- バーミンガム (BHX)
- 伊丹 (ITM)
- パナマシティ (PTY)
- ベロ・オリゾンテ (CNF)
- ケルン・ボン (CGN)
航空会社
- ハワイアン航空 (アメリカ)
- コパ航空 (パナマ)
- KLMオランダ航空
- カンタス航空 (オーストラリア)
- JAL
- Flybe (イギリス)
- アラスカ航空 (アメリカ)
- イベリア航空 (スペイン)
- モナーク航空
- シンガポール航空
- オーストリア航空
- ANA
個人的には「大規模空港」部門でインドネシアのスラバヤ空港(ジュアンダ国際空港)が首位というのが一番意外でしたね。規模が違うとはいえ、定時運航率は90.30%と羽田より高いですし。
OAGによるレポート詳細は以下よりどうぞ(要登録)。