タイ

【2019年ゴールデンウィーク】10連休中にタイを訪れる方への注意点

2019/04/12

今年のゴールデンウィークは10連休になるということで、タイ旅行を計画している方も多いと思います。JTBが発表した旅行動向によると期間中（4月25日～5月5日）の訪タイ日本人旅行者は4万7千人に達する見込みとのこと。

JTB 2019年ゴールデンウィーク(4/25～5/5)の旅行動向 (PDF)

この時期は初めてタイに行くという方も多いでしょうから、初心者がタイを訪れる際に注意すべき点を以下にまとめてみました。参考になれば幸いです。

電子タバコの持ち込み・所持は違法

タイではアイコスをはじめ加熱式のタバコの国内への持ち込み・所持は違法となっています。違反者に対する罪は重く、最高で懲役10年または最高50万バーツ（約170万）の罰金のいずれかが科せられます。

タイ・バンコクでiQOSや電子タバコの使用による日本人逮捕者が続出中！ | YINDEED MAGAZINE

主要空港は全面禁煙

バンコクの2空港（スワンナプーム、ドンムアン）、プーケット、チェンマイ、チェンライ、ハジャイの各空港ターミナル内は全面禁煙となりました。これまであった喫煙スペースも全て撤去されています。空港内ではタバコは吸えません。違反した場合は5千バーツの罰金が科せられます。

タイ空港の全面禁煙について |【公式】タイ政府観光庁

大気汚染

チェンマイなどタイ北部を中心に大気汚染が依然深刻化しています。雨季に入り雨が頻繁に降るようになれば状況は改善するはずですが、それまでは特に呼吸器系及び循環器系の疾患のある方は注意が必要です。

大気汚染に引き続きご注意ください（2）：在チェンマイ総領事館

タイ各地におけるリアルタイムの汚染状況は以下のサイトで確認することが可能です（英語表示は右上のENをクリック）。

Thailand’s air quality and situation reports | Air Quality and Noise Management Bureau

暑さにも注意

4月末から5月初頭というのはタイでは酷暑期にあたり1年のうちでも最も気温が高い時期です。バンコクでは最高気温が35度～40度にも達します。また、一般に涼しいと思われている北部チェンマイも同様で、期間中の平均最高気温は35度前後になります。屋外での観光の際にはこまめに休憩・水分を取ることが大切です。

関連記事：タイの年間の天気を地域別に詳しく解説

詐欺被害が多発

バンコクでは外国人を狙った詐欺被害が多発しています。特に多いのはスクンビット通り沿い、シーロム地区、サートーン地区などのエリア。一人で行動している男性が中心に狙われているとのことで、具体例については在タイ日本大使館大使館ウェブサイトの情報を参照して下さい。

詐欺被害多発に関する注意喚起
 バンコク都における邦人詐欺被害の多発

新国王の戴冠式

タイの新しい国王、ワチラロンコン国王の戴冠式及び関連行事が5月3日～6日に行われます。その関係で王宮・ワットプラケオ及びワット・ポーは5月2日～6日までクローズされます。また準備・リハーサルのため4月28日も休館日となるとのこと。

大型連休(GW)期間中の王宮・エメラルド寺院周辺の観光について |【公式】タイ政府観光庁

旧市街エリアの通行止め

上述の行事のため、同じく5月2日～5月6日にかけてはバンコクの旧市街地区（コ・ラッタナコーシン）が広範囲にわたって通行止めとなります。同エリア内にあるカオサン通り周辺あるいはチャオプラヤー川対岸のワット・アルンなどに行く際にはご注意下さい。どの道路がいつ通行止めになるのかは以下地元紙の記事を参考に（地図付き）。

BANGKOK ROADS TO CLOSE 5 DAYS DURING KING’S CORONATION (MAPS)